印刷用のデータは、CMYKモードで作れ!!Illustrator編
印刷用のデータはCMYKモードで作るのが基本です。
もし、RGBモードで作った場合、どんな不具合が起きてしまうのか説明します。
印刷時にCMYKに変換し直すので不具合が出ます。
下の図のように、RGBモードで黒100%の色の文字を入力しました。
次に、RGBモードからCMYKモードに変えましょう。すると色を見てください。黒100%の色の文字がCMYKに細かく色がわかれてしまっています。
こうなってしまうと
で説明したように、少しでも版がズレたときに文字がぶれたように見えてしまう危険性があります。
次にオブジェクトの問題
RGBモードでマゼンタ100%の色を設定した場合を見てみましょう。
それをRGBモードからCMYKモードにかえると、マゼンタ100%の色のオブジェクトがCMYKに細かく色がわかれてしまっています。そして、色も少し暗くなってしまっています。
※画面上で色の違いがわかりにくいかもしれません。ご了承ください。
このように、版ズレや色が暗くなるなどの不具合が出てきますので、最初からCMYKモードでデータを作りましょう。
以上が、印刷用のデータは、CMYKモードで作れ!!Illustrator編の説明でした。
ぜひ、参考にしてください。