Illustratorで入稿しました。罫線が見えないくらいすごく細く印刷されてしまいました。それはなぜですか?
Illustratorでデータを作って、印刷通販に入稿して、出来上がった印刷物をみたら、
『あれ、罫線がめちゃくちゃ細いっていうか、見えないぞ』って経験ありませんか。
その場合は、『線』の設定で線のポイントや色設定になっているのではなく、
罫線が『塗り』の色設定になってしまっているからです。
それでは解説します。
通常、罫線は、下図のように線幅を決め、線の設定用のカラーで色を設定します。
下図は、正しい線の設定です。
次に、下図が、線が細くなってしまったぞという場合です。
この場合は、線の設定が外れてしまって、線幅のところには数値が入っていません。
そして、カラーは塗りの設定になってしまってます。
初めからこのような設定をして、データを作る人はいないと思いますが、
考えられるのは、カラーパレットが塗りの設定にしてあって、
何かの拍子で罫線を触ってしまって、
塗りの設定に変わってしまったというケースが多いです。
オブジェクトを触るときは、注意していきましょう。
では、データ作成の参考にしていただけたらと思います。